Dec 07, 2023
「希望の光」の炎
January 9, 2023 (Mainichi Japan)
日本語版
神戸発-阪神淡路大震災から28年を迎えるのを前に、震災で亡くなった人々を追悼する火渡し式が1月8日、この西日本の都市で始まった。
礼拝は2000年に市中央区の神戸東公園に設置された記念碑「1・17希望の灯り」で行われ、市民団体など約30団体が参加。そして中学生や高校生の生徒たち。
兵庫県加古川市の神亀中2年、安河内優馬さん(14)は「授業で聞いていたが、犠牲者の名前が刻まれているのは初めて見た」と話した。 「震災慰霊碑のプレートを見て、災害の恐ろしさを実感しました。聖火を持ち帰って、今日の気持ちを伝えたいです」
式典では、ろうそくの火を使って記念碑のガス灯の火を、参加者が持参したランタンに移します。 その後、ランタンは炎を他の場所に運びます。 この記念碑の火は、東日本大震災や2018年の西日本豪雨の被災地を含む被災地に渡されてきた。
聖火渡し式は、1995年に神戸とその周辺地域を襲った阪神大震災の日である1月17日までここで続けられる。
【村田愛】